精霊とは?

精霊は人間のパートナー
イクタ達といつも共にいる、小さくて可愛らしいキャラクター。それが精霊だ。

彼らは、人間を無条件に助けてくれる良きパートナーである。火・水・光・風の4種類の精霊がおり、それらを総称して四大精霊と呼ぶ。

火精霊は容易に火を起こし、水精霊は常に清潔な水を用意し、風精霊は空気を清浄に保ち、光精霊は闇夜の灯りとなってくれる。人間にとって、なくてはならないパートナーだ。

契約時期は両親の教育方針次第だが、多くの場合、人間は彼らとパートナー契約を結び、友情を育んでいくこととなる。全ての精霊は、契約した人間の命を再優先に行動する。
イクタのパートナー、光精霊のクス。1話においてイクタは「行き倒れていたところをクスに見つけられた」と冗談とも本気ともつかない話をするが…?
主神アルデラミンの御使として
精霊はアルデラ教において、主神アルデラミンによって遣わされたものとして考えられている。アルデラ教の基本教義に「精霊とその契約者はいつ何時も共にあり、これを当事者の意に反して分かつこと何人にも能わじ」ともあり、人間と精霊の友情は、根幹をなす考えであると言える。

例外はあるものの、基本的に精霊は光をエネルギーに変えて活動する。そのエネルギーを貯めておくことも可能で、晴れた日に薄い板状のものを背中から翼のように生やして、日光浴をする姿も見受けられる。
翼のようなものを生やし、日光浴をするクス
戦場での精霊たち
戦場において、特に風と火精霊については、武器へと転用される場合がある。
圧縮空気を使用した風銃、風臼砲は風精霊無しでは成り立たないものだ。
風銃の精霊部屋に格納されるサフィ
また、戦場における火の重要性は言うまでもないが、さらに火精霊はとある方法で火孔から揚気を放出させることが可能であり、それを使用した新兵器もキオカ共和国では開発されているという。

その他、光精霊は凝縮光(ハイビーム)を撃つことで目眩ましに使用することが可能であり、水精霊は傷を癒すための清潔な水の供給源として使用されている。
孤島で火を焚く際は、火精霊のシアと風精霊のツゥが火を起こした。
精霊が戦場に遺された時、その扱いは人間と精霊の友情を説くアルデラ教の教義で定められている。曰く、「魂石」を回収し、神殿で「再生」させ、その後は捕虜として適切に扱うこと。

魂石というのは、精霊の体内に格納された彼らの意志の源であり、黒い石版の形をしている。これが無事ならば精霊は不滅である。
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